この法人は、肝炎ウイルスに起因する肝炎、肝硬変、肝癌等の研究の推進、診断及び予防方法の普及並びに国内外学術団体等との連絡協調の促進を図ることにより、国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的としています。主な活動としては、 ウイルス肝炎の診断、予防及び治療方法の調査研究並びにその助成、ウイルス肝炎の診断及び予防に関する知識・技術の普及並びに研修、海外の肝炎対策事業への協力、肝炎ウイルスに関する情報収集及び国内外の学術団体との情報交換、その他この法人の目的を達成するために必要な事業です。
認識・非認識別にみた肝炎いウイルス検査の上位10都道府県になります。対象年齢20〜79歳による、『自己申告受検』『非認識受検』『受検していない』のデータになります。
肝がんの死亡者は西暦2000年以前および2000年以降、ほぼ横ばい傾向であったが、2011年ぐらいから32,000人を割り込み減少傾向にあります。(人口10万人対)
西暦2000年と2017年での比較としてもっとも死亡数の多い上位10都道府県は下図のとおりになります。(人口10万人対)
事業活動
肝炎ウイルスに起因する肝炎、肝硬変、肝癌等の研究の推進、診断及び予防方法の普及並びに国内外学術団体等との連絡協調の促進を図ることにより、国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的としています。
肝炎検査
C型ウイルス肝炎は、ウイルスに感染しても症状が軽かったり、無症状な場合も多く、感染していることに気づかない人がほとんどです。しかし、慢性肝炎からさらに肝硬変、肝がんへと進行することもあるので、放っておくと非常に危険です。
相談事業
当財団では肝臓病等肝疾患に関する治療や病状について、手紙、e-mailによる相談事業を行っています。現在の症状、治療の状況、年齢などできるだけ具体的にお書き下さい。医師に回答を書いていただき、返信いたします。
出版物紹介
献血をした際や健康診断を受けた際に、「B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している」ことがはじめてわかった方のために、B型肝炎ウイルス(HBV)とB型肝炎の実際についてわかりやすく説明しています。
パネルディスカッション
厚生労働省や各学術団体との共催・後援の元、広く肝炎に精通する医師をパネリストとしてお招きし、ウイルス肝炎に関する症状や治療、現状と今後の課題について議論・発表の場として開催しています。
市民公開講座
一般の方々に向けて公開講座を開催しています。肝炎を引き起こさない為の生活習慣病対策、アルコールとの向き合い方、肝炎や肝硬変、肝癌になってしまった場合の診察や治療方法など、分かりやすく講座として発表しています。
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